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V.A.『Good Mellows For Beautiful Lights EP』

通常価格(税込): 2,420
販売価格(税込): 2,420
ポイント: 22 Pt
2015年からスタートし国内から海外まで広く大絶賛・大好評を博している“Good Mellows”の通算9作目となる、夏にジャスト・ミートな待望の新作コンピ『Good Mellows For Beautiful Lights』が7/15に先行入荷します。今回も全13曲中11曲が世界初CD化、「美しい光」をテーマに珠玉のメロウ・バレアリカ〜チルアウト・アンビエント〜サンセット・グルーヴ〜ファンタスティック・ハウス〜ジャジー・ブレイクス〜アーバン・ビートダウンが80分以上にわたって連なる、極上・至福のメロウ・チルアウト・セレクションです。陽の光を感じさせるピースフルで心地よいアンビエンス、胸を震わせるビートにきらめくようなメロディー、甘美な季節を彩るサマー・ブリージンでクールでビューティフルなときめきの音楽旅行をぜひ。また、そのコンピCDの中から、特にレコードが入手困難だったりDJユースに向いた6曲を選りすぐった、アナログEPも同時リリース。アプレミディ・セレソンでお買い上げの方にはもれなく(通販含む)、橋本徹・選曲のスペシャルCD-R(CD/EPどちらかの方には『Good Mellows For Beautiful Lights - Outtakes』、どちらもの方にはそれに加えて『Good Mellows For Summer 2017』)をプレゼント致しますので、お見逃しなく!


『Good Mellows For Beautiful Lights』ライナー(橋本徹)
 
2015年春に『Good Mellows For Seaside Weekend』でスタートを切り、その後も『Good Mellows For Sunset Feeling』『Good Mellows For Moonlight Rendezvous』『Cantoma For Good Mellows』『Good Mellows For Sunrise Dreaming』『Good Mellows For Sunlight Breezin'』『Good Mellows For Stardust Memory』『Gigi Masin For Good Mellows』とご好評をいただき、順調にリリースを重ねてきたSuburbia Recordsの“Good Mellows”シリーズ。その通算9作目となる最新作は、「美しい光」をテーマに珠玉のメロウ・バレアリカ〜チルアウト・アンビエント〜サンセット・グルーヴ〜ファンタスティック・ハウス〜ジャジー・ブレイクス〜アーバン・ビートダウンを80分以上にわたって紡いだ『Good Mellows For Beautiful Lights』。今回も全13曲中11曲が世界初CD化で、陽の光を感じさせるピースフルで心地よいアンビエンス、胸ときめかせるビートときらめくようなメロディーが甘美な季節を彩る、瑞々しくしなやかな至福の音楽旅行を味わっていただけると思う。曲順は何となく、昼〜夕〜夜と時の流れが描くストーリーをゆるやかに意識して組んでみた。

オープニング数曲は、前作の『Gigi Masin For Good Mellows』やそれに伴うGigi Masin来日公演時のDJプレイに、多くの賛同の声をいただいたこともあり、チルアウト・アンビエント〜メロウ・バレアリカで構成している。Unknown Mobile「No Motion」は、俄かに注目を集めるカナダのProject Pabloが主宰するASL Singles Clubより、鳥のさえずりなどフィールド・レコーディングも心地よい陽だまりのオーガニック・アンビエント。オーストラリアのアンドラス・フォックス(特にアンドリュー・ウィルソン名義)と対をなすというか、オブスキュアなニューエイジ電子音楽として再評価高まるJ.D. Emmanuelとヴァンクーヴァーのビートダウン旗手Jack J(僕はFuture Timesに吹きこまれた「Thirstin'」とMood Hutに残された「Something」を長らく“Good Mellows”のためにアプルーヴァル申請している)を掛け合わせたようなスタイル、と言えばいいだろうか。

続くSorcererはHatchbackとのWindsurfでも知られる、西海岸アダルト・オリエンテッド・バレアリカの雄。「Afro Heaven」はイビサCafe Del Marとも関係の深いReal Balearicから2017年初頭に届いた『Jungle Hideout』の冒頭を飾ったナンバーで、きらきらと光るプリズムのような流麗ヘヴンリー・チルアウト。アコースティックな清涼感と楽園フィールの色彩感にあふれた波打ち際の心地よさに、まさに天上の気分へと誘われる。

Zee Erfの「Southern Freeez」は、モダン・バレアリック屈指の名門Claremont 56らしい、FreeezのUKジャズ・ファンク・クラシックを当時のメンバーもまじえて極上のメロウ・バレアリカに仕立てた好カヴァー。儚くもクールな雰囲気、アンニュイかつキュートなFrancesca Mondiの女性ヴォーカルの清らかな透明感、快いギター・カッティングにさざ波のようなグルーヴが最高な、レーベルを主宰するMuddことPaul Murphyによるフローティン・リミックス。

Joe Morrisの「Light Of The Moon」は、Coyote主宰Is It Balearic?から2016年に発表されたEP『Golden Tides』から。曲とEPのタイトル通り、黄金色に輝く波間をゆらめく月明かりのような、海辺のサマー・チルアウト・バレアリカ。Wally Badarouを思わせるダビーなグルーヴに、ピアノやスティールパンが風鈴の音色のように涼やかにきらめく。

そしてKenneth Bager Experienceの一世一代の傑作「Love Won't Leave Me Alone」へ。10年の時を経てもその輝きは増すばかりの、デンマークの名門Music For Dreams(『Good Mellows For Sunset Feeling』のGanga「Luna」や『Good Mellows For Sunrise Dreaming』のDJ Pippi & Kenneth Bager「Never Stop Dreaming」とRazzy Bailey「I Hate Hate (Santiga Original Mix)」もこのレーベルからのライセンス)の輝かしい金字塔と言うべき、スーパー・バレアリック・サマー・チューン。永遠の夏を刻みつけるマックス・スタイナー作の名スタンダード「夏の日の恋」をサンプル・モティーフに、Jean Luc Pontyによる天にも昇るようなヴァイオリンも気が遠くなるほど気持ちよすぎる。

続いては、Kompakt創設メンバーでもあるジャーマン・テクノの重要人物Michael Mayerとホット・チップ/The 2 Bearsの一員でGreco-Roman主宰のJoe Goddardによる話題のコラボレイション作を、ドイツの至宝DJ Kozeがナイス・リミックス。ムビラ(親指ピアノ)の音色とメロディックなリフが至福へと誘う、サマー・トリップ感覚も抜群のスピリチュアルなアフロ・パーカッシヴ・エレクトロニック・グルーヴが素晴らしい。

Enrico Mantiniはイタリアン・ディープ・ハウスの知る人ぞ知るレジェンド、「Octivation」は2017年になって発表されたEP『The 1992 Lost Tapes』で陽の目を見た、まさしく秘宝だ。それはまるでフランキー・ナックルズの名曲「The Whistle Song」へのイタリアからの回答であり、ミスター・フィンガーズをも彷彿とさせる、胸を疼かせる魔法を宿したメロウ・ドリーミン・アンビエント・ハウスの最高峰だ。

Minedはガーナ生まれ、イギリスのPeacefrog発で2017年にデビューEP『Love's Lows』が届けられたばかりの、正真正銘ブライテスト・ホープだ。「Mistakes」はそのリード・トラックで、個人的にはこのところDJの際に最もヘヴィー・プレイしている、素敵すぎるバレアリック・メロウ・ソウル・ダンサー。スムースでメランコリックな曲調ながら、いつもフロアを多幸感で満たしてくれる。現代のフラワー・チルドレンに贈る、文句なしのサマー・アンセム。

本来はここで、やはり多幸感あふれる、『Good Mellows For Beautiful Lights』というコンピ・タイトルのインスピレイションの源となり、この1年ほどの間クラブでいちばんスピンしたElements Of Life「Most Beautiful」(Joaquin's Sacred Rhythm Extended Version)をエントリー予定だったが(オリジナル・ヴァージョンは僕が2013年夏に発表したコンピレイション『Urban-Resort FM 78.4』にも収録)、いったんジョー・クラウゼルからアプルーヴァルOKという返事があったものの、契約上の細かな事情で、今回は見送らざるをえなかった。代わりにと白羽の矢を立てたのが、そのジョー・クラウゼル好きも絶対必聴で、ロン・トレントのお墨つきTrinidadian Deepによるファンタスティックな珠玉のビューティフル・ハウス「Father」。軽やかでトライバルなリズムに、ジャジーでエレガントなピアノが筆舌に尽くしがたい美しさだ。

次のシカゴ・ディープ・ハウス・チームStrictly Jaz Unitの一員Vic Lavenderの「Rescue Me」も、ジョー・クラウゼルおよびSacred Rhythm全面サポート、しっとりメロウで温かみのあるソフィスティケイトされた絶品ジャジー・ハウス。アーバンなソウル・フィーリングに、マックスウェル×ディアンジェロ的なSpike Rebelの甘く撫でるような歌声と繊細なコーラス、とろけるようなエレピや胸に沁みるギターが柔らかな彩りを添える、レーベル名に相応しい“The Sophisticado L.O.V.E. Mix”だ。

モスクワで生まれ育ち、スウェーデンLocal Talk経由で、ディープ・ハウス・シーンの新星となったLay-Farの「Like The First Time」は、デトロイト・ビートダウン風味のジャジーな逸品。2016年のセカンド・アルバム『How I Communicate』のリード曲で、身上とするジャズ/ソウル/ディスコ/ハウスが溶け合う都会的なメロウネスに、Magic Numberの美しい歌声が映える、一度聴いたら忘れられないナンバーだ。

JunktionとFoukというユニットを組み、共にOutplayレーベルを主宰する、オランダ・ユトレヒトの精鋭Daniel Lesemanによる「On My Mind」は、ジャジー&ソウルフルな知られざるビートダウンの名品だ。2016年のOutplayショウケースEP『Strings Attached』に収められていたが、その中でもとりわけ“琴線に触れる”というタイトルに違わぬ形容が相応しい出色の素晴らしさだった。揺れるエレピやシンセに甘美な女性ヴォーカル、深海をたゆたうようなメランコリーとほのかに香るエレガンスが印象的だ。

エンディングは、近年そのシーンが大きな注目を浴びているオーストラリア・メルボルンから登場した俊英コンビAlex AlbrechtとSean La'Brooyによる、アンビエント色の濃いハウス/テクノの良作が多いAnalogue Atticからの2016年のEP『Eventide』より。「Encounter (Midnight)」は神秘的・宇宙的なイマジネイションあふれるアンビエント・エレクトロニカ×チルアウト・ハウスで、同郷のアンドラス・フォックスもエールを贈る彼らの作品の中でも特に魅力的。浮遊感漂う音像と幻想的なピアノが夢幻へと誘うミッドナイト・グルーヴで、静かに銀河へ旅立つようにこのコンピレイションは幕を閉じていく。


V.A.『Good Mellows For Beautiful Lights EP』(レコード)
A1. Fragment Four "Love Won't Leave Me Alone" / Kenneth Bager feat. Jean Luc Ponty & N. Grandjean
A2. For You (DJ Koze Mbira Remix) / Michael Mayer & Joe Goddard
A3. Octivation / Enrico Mantini
B1. Mistakes / Mined
B2. Father / Trinidadian Deep
B3. Light Of The Moon / Joe Morris

V.A.『Good Mellows For Beautiful Lights』(CD)
01. No Motion / Unknown Mobile
02. Afro Heaven / Sorcerer
03. Southern Freeez (Mudd's Mix For Emma) / Zee Erf feat. Francesca Mondi
04. Light Of The Moon / Joe Morris
05. Fragment Four "Love Won't Leave Me Alone" / Kenneth Bager feat. Jean Luc Ponty & N. Grandjean
06. For You (DJ Koze Mbira Remix) / Michael Mayer & Joe Goddard
07. Octivation / Enrico Mantini
08. Mistakes / Mined
09. Father / Trinidadian Deep
10. Rescue Me (The Sophisticado L.O.V.E. Mix) / Vick Lavender feat. Spike Rebel
11. Like The First Time / Lay-Far feat. Magic Number
12. On My Mind / Daniel Leseman
13. Encounter (Midnight) / Albrecht La'Brooy
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